歯科検診ってなにするの?
- 2025年4月8日
- 予防歯科
はじめに
歯医者さんで治療が終わった後に、「定期検診に来てくださいね」って言われたけど、正直なにをされるのかよく分からない、、そんな風に思ったことはありませんか?
今回は、「歯科検診って何するの?(痛いことされるの?)」という疑問にお答えします。
むし歯や歯周病の予防にもつながる、歯科定期検診の流れや内容を分かりやすくご紹介します。
歯科検診って?
歯科検診は、お口のなかの健康状態をチェックするため、定期的な診察を行うことをいいます。
むし歯や歯周病の早期発見、早期治療、そして予防のためにとっても大事なことです。
特に痛みが出てからでは遅いのが歯のトラブル。
歯科検診で定期的にチェックしておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
歯科検診ではどんなことをするの?
1、お口の中のチェック(むし歯の検査・歯周病の検査)
まずは、歯医者さんや歯科衛生士さんが、むし歯が無いか、歯ぐきの状態はどうかをチェックします。歯周病の進行具合を調べるために、専用の器具で歯と歯ぐきの間の深さ(歯周ポケットを測る)を測ったりもします。
2、歯石やプラーク(歯垢・しこう)の除去(クリーニング)
自分で歯みがきをするだけではどうしても落としきれない汚れがあります。
歯石やプラークを、専門の機器を使ってきれいに取ってもらえます。
これが、プロによる歯のクリーニング(PMTCといいます)です。
3、ブラッシング指導
必要に応じて、歯みがきのクセや磨き残しの場所をお伝えします。
4、フッ素塗布(患者さんの希望や必要に応じて行います)
特にむし歯になりやすい方、お子さんには、フッ素を塗って歯を強くする処置もおすすめです。大人にもフッ素塗布をすすめる歯科医院が増えています。
歯科検診って痛くされたりしない?
痛みはほとんどありません。
万が一検診中に「痛いな」と感じるところがあれば遠慮なく伝えていただいて大丈夫です。
歯科検診はどのくらいの頻度で受けたらいいの?
一般的には3ヶ月〜6ヶ月に1回が目安です。
特に歯周病が気になる方や、以前むし歯が多かった方は、3ヶ月ごと定期的に受診をされる方が効果的です。
まとめ
歯の治療が終わって悪い箇所が改善したとしても、改善した箇所の状態を保つために定期的に歯科検診を受けていただくことが大切です。
定期的に検診を受けることで、「むし歯・歯周病の早期発見」「お口の中をスッキリ清潔な状態を保てる」「将来の医療費を節約できる」といった効果が期待できますので、
歯医者さんで相談してみてください。